障害者放送協議会　第４回放送・通信バリアフリー委員会　議事録（2006年11月10日）

日時：	2006年11月10日（金）午後6時30分から8時まで
場所：	新宿区立障害者福祉センター　2階多目的ルーム
出席委員（敬称略）：	寺島彰、小松省次、川畑順洋、比嘉豪、高岡正、森本行雄、田中徹二、岩井和彦
欠席委員（敬称略）：	川越利信、清成幸仁、伊藤宣義、金子健、大久保常明、荒井洋、阿由葉寛、多田薫、 三宅初穂、梅田ひろ子、丸山一郎、植村英晴、河村宏、丸山一郎、植村英晴、梅垣正広、河村宏
事務局：	原田潔、槇野眞紀恵

議題

1. 第3回委員会議事録確認
2. 総務省「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する研究会」第1回の報告
3. 総務省「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する研究会」第2回への取り組み
4. その他

資料

1. 出席委員一覧（エクセル文書）
2. 平成18年度第3回放送・通信バリアフリー委員会議事録（ワード文書）
3. 第1回デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する研究会資料（略）

議事

１．「平成18年度第3回放送・通信バリアフリー委員会議事録（案）」の確認（資料２）

２.　総務省「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する研究会」第1回の報告

• 研究会資料に沿って読み上げ確認（資料３）
• 発表者によるプレゼンテーションがほとんどであったため、議論や要望を伝える時間はほとんどなかった。唯一、宮本さん（全日本聾唖連盟）から、「解説放送等」から提起された「字幕・手話・解説放送」と表記して欲しいというについては、事務局が検討するということになった。
• 議論はほとんどできないので、文書にして提出しないと意味が無いと思われる。

３．総務省「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する研究会」第2回への取り組み

参考資料をたたき台にして検討した。

• 解説放送に関しては、ガイドラインが必要。
  例えば、外国人が話す時に解説をつける、映像に解説をつける、スポーツのフィギュアスケートでは衣装はどんなものを着ているか等について適切な方法について記載しているガイドラインである。
• 総務省の調査によれば、解説放送に関しては、ニュース、天気予報、映画、教育・教養、報道番組、スポーツの順でニーズは高いが、かならずしも実態を表していないのではないか。ドラマの解説放送のニーズも高い。天気予報は、意見の分かれるところである。→音声解説付与番組の優先度は、意見の一致がみられなかったので順番付けはせず、具体的に内容を羅列することとする。
• 具体的に数値目標を入れることで議論が具体化することを期待できる。
• 音声解説の目標を30％にする。
• ローカル局の制作する番組と再放送にも字幕を要望に盛り込むべきである。
• 番組の二次利用の場合は、時間があるので音声解説を加えるようにすることを要望すべき。
• ここでの議論の内容を障害者委員に十分伝えて委員会に反映してもらうことが必要。
• 監視組織について再度要望する必要がある。
• 第３回目の研究会は、論点整理をすることになっているので、要望書を出すとすれば、第２回研究会か同研究会が終わったらすぐ出す必要があるのではないか。

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